驚きの変身!学校業務用食品容器の今の使われ方
日本では1950年から、全国の小学校であるサービスが開始をされました。それは給食であり、戦後の食糧難と栄養失調からこどもたちを守るためにGHQとWHOが実施をされた国際支援でした。いまでは東南アジアやアフリカでなされていますが、戦後直後の日本もこれらの国と同じ水準だったわけです。多くの方が一度は目にされているでしょうが、学校給食は必ずアルマイト製の銀色の食器で配膳をされるものでした。
いまではさらに安価なプラスチック製になりましたが、アルマイトは高い保温力と耐久性を備えていたものです。現在では学校では目にできませんが、この業務用食品容器は別の場所で大活躍をするようになりました。その場所はキャンプ場であり、飯盒から鉄板・お皿もアルマイト製です。簡単に現代のスタイルを紹介していきましょう。
学校業務用食品容器になったのは1960年からで、国内の製鉄会社が制作をしていました。高度経済成長期真っ只中であったため、多くのスチールを生産する過程で余った破片を活用したものです。業務用食品容器は基本的には安価なものとなり、1枚あたり10円で文科省が買取をしました。それを各自治体の教育委員会に配布をして、利用をしたわけです。
いまではスチールは値上がりをしたので払下げは取り消されました。代わりにキャンプギア業界が利用をされるようになり、現地で食器として活用するだけでなく、調理器具という使われ方もされています。
Leave a comment