金沢の茶店で体感できる変わった業務用食品容器
北陸地方を代表する大都市・金沢は石川県の西部に位置をしています。江戸時代は加賀百万石という呼び名で呼ばれていた都市で、江戸以上の賑わいと繁栄を極めた土地です。豪華絢爛な加賀友禅、そして金箔や漆器などの製品を生産していたことで、その名前はオランダにまで伝わっていたと言われています。現在でも独自の文化を大切にされている地域で、小京都と言われるのも特徴です。
この金沢では兼六園という庭園があり、前田家が1601年に造営をされました。観光スポットとしても有名で、平日でも大勢の方が訪れています。庭園内には茶店があり、抹茶や饅頭などの和菓子を堪能することも可能です。昨今では若い女性が多く訪れており、あるアイテムを求めて茶店には長蛇の列が作られています。
そのアイテムとは業務用食品容器です。多くの方が業務用食品容器というと、プラスチック製や紙製のタッパーをイメージされることでしょう。ところが兼六園の茶店では、食べられる業務用食品容器を使用されてるところです。簡単に概要を解説すると、最中の生地で作られてる容器で、この中にみたらし団子や羊羹などを入れて持ち帰ることが可能となっています。
最中の生地は小麦粉で作られており、お汁粉をテイクアウトしたらそのままかじって一緒に味わえるものです。容器を考案されたのは1970年の頃で、店内で用意をしていた最中の生地が余ったときに作って活用をされていたものということです。
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